「〜という男。」シリーズ第2弾。(ウソ)

彼をはじめて認識したのは、1987年の甲子園。常総学院のエースとして決勝進出。決勝ではPLに完敗だったけど、そこまでが鮮烈だった。伊良部、上原、川島・・・といった、のちにプロに入る投手たちを相手に快刀乱麻、切れのあるボールを投げていた。
なんで当時彼にのめり込めなかったかというと、「アイドル」と呼ばれる輩があたしは嫌いだったから。清原も好きだったけど、彼はアイドルというにはゴツすぎたでしょう(笑)。っていうかあたし彼のことアイドルだと思ったこと一度もないし。
話を直也さんに戻そう。すごい人気だったんだよね。SSコンビ。芝草くんと。で、いっしょに日ハム入っちゃって。「あ、チームメイトになるんだ、SSコンビ」ってそのくらいの印象しかなかった。

ベイスターズに移ったことも知ってはいたけど、だからどうってこともなくて。強烈に刷り込まれたのは実は優勝後すぐ。相変わらずの童顔で、笑った顔なんて高校時代そのままだったんだけど、ひと仕事成し終えた男の顔って感じで、正直ちょっと驚いたのね。アイドルと呼ばれた男もここまで変わるのか!って。自信ありげな顔してたっていうか・・・だから彼を「元アイドル」と認識するのはやめたの。球界を代表するセットアッパーなんだから、って。でも、ケガやらトレードやらいろんなことがあったのに、高校のころと同じ笑顔ができるってある意味すごいな、とも思ったし。

そんな彼に、球団からトレード要員とする通告が出された。
球団の決断のあまりの速さに驚きを隠せない。
去年、うわさだったけどトレード話があったから今年も予感が全くなかったというとウソになるけれど、でもいくらなんでもまだ・・・という思いはあった。
それが打ち砕かれちゃったわけだ。
まだ信じられない。

来季の開幕、彼がどの球団のユニを着て迎えるのかはまだ分からないけれど、あたしはたぶん部屋に貼った「YB#48のポスター」、ずっと剥がせずにいるんだろうな。
あたしの記憶の中ではずっとYB#48のままかもしれない。
どこに行っても見守り続けたいけどね。その気持ちとはまた別のところで。

頭で分かってることと情ってやっぱり別だよね。
そゆことにしといて。

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