語ろう。

2001年3月18日 SMAP
駄文の上に長文です。

「白い影」ファイナル。

原作はあたし的にはかなり消化不良でした。
直江の気持ちも倫子の気持ちもよくわからなかった。とくに前者ね。
ドラマではどっちもかなりはっきりと描写してくれていたので、わかりやすいといえばわかりやすかったかも。

・・・そこら辺が初期の「直江庸介はこぉじゃないのよ」的不満にもつながったわけですが。

最終回観終えてこれはこれでよかったんだろうかと思ったりもしました。
だからホントにわずかな部分なんだけど。
直江庸介と中居正広がかぶったりして。
まるっきり正反対のキャラじゃないのかも、ってはじめて感じました。

それがね〜。
うれしいような物足りないような。
最後までクールでストイックな・・・つまり中居とまったくかぶらないキャラにしておいてほしかったような気もするし。
ちょっとばかりここら辺は複雑です。

原作と違って、後半の追い込み方は観ていてわかりやすかったですな。
すべての登場人物のベクトルが直江に向いて行くんだもん。
回が進むにつれて焦点が明確になったというのは評価されていいと思います。

あと、このドラマの根底に流れていたいちばん大きなテーマは「嘘」でしょう。
7話までは石倉さんに対しての嘘。
そっからあとは倫子に対しての嘘。
直江が、小橋先生が、みんな倫子に対して嘘をついた。石倉さんにもね。
でもつき通せなかった。
2話だったっけ。
直江の「すべての嘘が不幸とは限らない」っていうセリフは結末に対するアンチテーゼだったのかなと思ってみたり。
・・・倫子はしあわせなのか?
しあわせなのならばアンチテーゼじゃなくて伏線ってことになるのかな。

で、最終回の感想。
ビデオレターはちょっと気恥ずかしかったけど。
やっぱり泣きました。ハイ。
とくにあのビデオレターの最後の「泣かないで。」にはやられましたね。
竹内の演技力はすごいです。
直江先生の死を知ってお母さん相手に号泣するシーンなぞ完全にあたしは感情移入していました。
彼女20歳には見えないね。もっと落ち着いてるっていうか。見直しました。
28にもなってまだまだお子ちゃまの中居の相手を2ヶ月半もつとめてくれてありがとう。
(あたし何様?)
上川さんもいいなぁ。前からわかっていたことではありますが。
あとね。
原沙知絵。あたし決して好きな女優さんじゃないですが。顔がどーもね。<ひでぇ
でも彼女も上手いですね。とくに泣きの演技の時に、今まで見た女優さんにはない上手さを感じました。
とにかく共演陣のみなさんの演技力にはひたすら感動。

中居の演技?
あたし客観的な評価できないからね。
もっともっと改善の余地はあると思います。
発声や滑舌は以前から指摘されていたし。
仕種とかもね。もっと抑えてもいいと思う。
でも、きっと直江をやれるのは現在しかないと中居も判断したんだろう。
一度は躊躇した直江役、演じ切れてホントによかったです。
おつかれさま。

今度の休みには1話から10話までブッ通しで観ます♪

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