大相撲この1年。

2003年11月25日 sumo
1月場所で横綱貴乃花が引退。
この場所後、新横綱朝青龍が誕生。
11月場所で横綱武蔵丸が引退。
また、今年も印象深い力士たちが土俵を去った。
元関脇安芸乃島、元小結大善、元幕内蒼樹山、元幕内戦闘竜…。
新しい関取も数多く生まれた。
今年十両昇進を果たした黒海関は、来場所早くも入幕しそうだ。
ライバルと目される普天王関にも早く追随してほしい。

しかし1年で横綱がふたりも引退すると、世代交代っていう感はやっぱり強いな…。

あとは新横綱・新大関が誕生しないかな。
これは来る2004年のお楽しみにとっておこう。
朝青龍時代到来か、と言われているけど、彼がより強くなるための強力なライバルが今は正直なところ見当たらない。
しかし九州場所を見る限り栃東関はそうなり得そうだな…。
かつて朝青龍関は若の里関をいちばん苦手にしていたのにね。
それはさておき、強い横綱・大関が、朝青龍関の独走を阻むくらいの意気込みがほしいところだ。
(もちろん、ワシは若の里関の大関昇進を熱望)

今年はベテラン受難の1年ともいえるかもしれない。
最年長関取の琴ノ若関は2度の公傷休場を余儀なくされた。
貴ノ浪関にも、かつての力強さはない。足首の状態がよほど悪いらしい。
しかし土俵上では圧倒的な存在感を見せる彼ら。
まだまだ老け込んでほしくない。
来年は万全の体調で、「まだ若いもんには負けねぇ」という意気を見せてほしい。

来年新たに関取の座を手にしそうな取的も、数多くいる。
時天空・安馬のモンゴルコンビは、同じモンゴル出身でも伏兵っぽかった白鵬に先を越されたその悔しさをばねに、すぐにでも十両に上がってほしい。
その白鵬はひさびさに誕生する10代関取だ。
現在17歳の萩原が10代で十両昇進を果たせるか。

今年は1年フルに大相撲を見た、久しぶりの年だった。
来年の話をすると鬼に笑われると言うけれど。
今から、もう来年の角界が楽しみだ。

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ご贔屓さん(若の里関、隆乃若関、霜鳥関、琴ノ若関、春日錦関)の取組を15日間編集してビデオに残しているのだが、今場所のが見れない。
それだけショックがでかかったということ。
現実逃避として見るのは去年名古屋(若関11勝、朝青龍関に勝つ、霜鳥関初金星と敢闘賞)、去年九州(隆関返り小結で11勝で敢闘賞)、今年秋(若関11勝で殊勲賞、朝青龍関に勝つ)。
これを超えるうれしいビデオはもう、若関の大関昇進しかないかもしれない…。

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