いま幕下が熱い。
注目力士が幕下に増えた。
筆者的には十両より数段おもしろい。
(ちなみに今十両で注目しているのは18歳の新十両・白鵬関)
外国勢で言えば、モンゴル出身の時天空(時津風)、安馬(安治川)、龍皇(宮城野)あたりは今年中に十両昇進を果たすだろう。先場所1点の負け越しで関取昇進を逃した時天空、安馬のふたりは今場所それぞれ東幕下3、西幕下2と絶好の位置だ。龍皇は同部屋の弟弟子・白鵬関に先を越され燃える材料が増えた。
ブルガリア出身の琴欧州(佐渡ヶ嶽・この四股名なんとかならんのか)はついに東8枚目まで上がってきた。全勝すれば来場所新十両を射止める。たしか初土俵から負け越しがない…はず。
日本人力士でも逸材が目白押し。
脅威のハイティーン17歳の萩原(鳴戸)を筆頭に、ハタチの鈴川(押尾川)、先場所の三段目優勝で一気に西幕下9まで昇進した19歳の八木ヶ谷(阿武松)、高校相撲で鳴らした19歳の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)とハタチの豊ノ島(時津風)などなど。
以前なら幕下付出デビューができた実績を持つ拓大卒の森下(尾車)も、学生時代からのライバル、法大卒の加賀谷(春日野)より先に幕下に上がった。さらには森下と同じような経歴を持つ専大卒の片山(阿武松)も満を持して西幕下15まで番付を上げている。ちなみに片山、現幕内の豪風と同学年で大学時代しのぎを削っていた。
その中で、筆者がいちばん注目しているのは萩原。
鳴戸の若隆の弟弟子にあたる。現在は若の里付きか?
現在17歳6ヶ月。入門してまもなくまる2年が経過する。
相撲経験は少ないながらもあったそうだが、それでも高校・大学でキャリアを積んだ連中に比べれば数段乏しい。
そんな17歳があっという間に幕下まで上がってきたのは驚異的なのだ。
春場所で新十両を決めれば、実際十両の番付に載る夏場所では17歳10ヶ月。北の湖(現北の湖理事長)の年少新十両記録を上回る。(と思うが…)
さすがに貴花田(現貴乃花親方)の17歳2ヶ月は塗り替えられないけど、17歳のうちに十両昇進を果たしたのはそのふたりしかいないのだし、同じ17歳での昇進を決めればそれだけですごいことなのだ。
その伝で行けば横綱になれるっちゅーことでもあるわけだし…。
萩原の快進撃を支えているのはなんと言っても負けん気の強さだろう。
負けて悔しい気持ちが、露骨に前面に出る。
そこが兄弟子である若の里との最大の差かもしれない。
カラダもできてきてるし、幕下上位でのキャリアも積みつつある。今場所を5-2以上で乗り切るとおそらく来場所は新十両をつかむための戦いになるだろう。
大銀杏を頭に載せた17歳。
5月の両国に、颯爽と現れるかもしれない。
いいねぇ。見てみたいねぇ。
注目力士が幕下に増えた。
筆者的には十両より数段おもしろい。
(ちなみに今十両で注目しているのは18歳の新十両・白鵬関)
外国勢で言えば、モンゴル出身の時天空(時津風)、安馬(安治川)、龍皇(宮城野)あたりは今年中に十両昇進を果たすだろう。先場所1点の負け越しで関取昇進を逃した時天空、安馬のふたりは今場所それぞれ東幕下3、西幕下2と絶好の位置だ。龍皇は同部屋の弟弟子・白鵬関に先を越され燃える材料が増えた。
ブルガリア出身の琴欧州(佐渡ヶ嶽・この四股名なんとかならんのか)はついに東8枚目まで上がってきた。全勝すれば来場所新十両を射止める。たしか初土俵から負け越しがない…はず。
日本人力士でも逸材が目白押し。
脅威のハイティーン17歳の萩原(鳴戸)を筆頭に、ハタチの鈴川(押尾川)、先場所の三段目優勝で一気に西幕下9まで昇進した19歳の八木ヶ谷(阿武松)、高校相撲で鳴らした19歳の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)とハタチの豊ノ島(時津風)などなど。
以前なら幕下付出デビューができた実績を持つ拓大卒の森下(尾車)も、学生時代からのライバル、法大卒の加賀谷(春日野)より先に幕下に上がった。さらには森下と同じような経歴を持つ専大卒の片山(阿武松)も満を持して西幕下15まで番付を上げている。ちなみに片山、現幕内の豪風と同学年で大学時代しのぎを削っていた。
その中で、筆者がいちばん注目しているのは萩原。
鳴戸の若隆の弟弟子にあたる。現在は若の里付きか?
現在17歳6ヶ月。入門してまもなくまる2年が経過する。
相撲経験は少ないながらもあったそうだが、それでも高校・大学でキャリアを積んだ連中に比べれば数段乏しい。
そんな17歳があっという間に幕下まで上がってきたのは驚異的なのだ。
春場所で新十両を決めれば、実際十両の番付に載る夏場所では17歳10ヶ月。北の湖(現北の湖理事長)の年少新十両記録を上回る。(と思うが…)
さすがに貴花田(現貴乃花親方)の17歳2ヶ月は塗り替えられないけど、17歳のうちに十両昇進を果たしたのはそのふたりしかいないのだし、同じ17歳での昇進を決めればそれだけですごいことなのだ。
その伝で行けば横綱になれるっちゅーことでもあるわけだし…。
萩原の快進撃を支えているのはなんと言っても負けん気の強さだろう。
負けて悔しい気持ちが、露骨に前面に出る。
そこが兄弟子である若の里との最大の差かもしれない。
カラダもできてきてるし、幕下上位でのキャリアも積みつつある。今場所を5-2以上で乗り切るとおそらく来場所は新十両をつかむための戦いになるだろう。
大銀杏を頭に載せた17歳。
5月の両国に、颯爽と現れるかもしれない。
いいねぇ。見てみたいねぇ。
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