幕内最年長力士と最年少力士。

現在最年長関取、35歳10ヶ月の琴ノ若関。
休場明けの11日目に堂々の勝ち越し。
インタビュー見てたらうれしくて涙出てきた。
あたし、こんなに琴ノ若関が好きだったんだ。
場所前に引退の心配してたなんて、今となってはウソみたいだ。
カムバック賞的なニュアンスで、敢闘賞あげられませんかねぇ。
頼みますよ。三賞選考委員様。
(ムリかなぁ。朝赤龍関がインパクト強すぎるか…)

それにしても近年まれに見るおもしろい場所の展開。
1敗も2敗もいません。
朝青龍、魁皇、千代大海、朝赤龍。4人とも全勝をキープ。
そして明日、「魁皇-朝赤龍」が組まれた。
…整理してみよう。
まず、魁皇関。
12日目朝赤龍/13日目武双山/14日目千代大海or朝青龍/千秋楽朝青龍or千代大海
続いて大海関。
12日目琴光喜/13日目朝赤龍/14日目朝青龍or魁皇/千秋楽魁皇or朝青龍
あ、たぶん確実に割崩される(*)な。
予想では「千代大海-武双山」が飛ばされそうだ。

ここまで全勝の朝赤龍関は幕内最年少の22歳5ヶ月。
最年長の快進撃は今日勝ち越しを決めてちょっとひと息だが(いやもちろんふたケタ待ってますよ)、最年少の全勝ロードはまだ続く、かもしれない…。
もしかしたら千秋楽で「青赤優勝決定戦」があるかも…？

*割を崩す…横綱・大関陣の直接対決を組まず、かわりに横綱・大関-平幕の対戦を組むこと。平幕に飛びぬけた好成績者が出ると起こりうる事態。2000年3月場所、貴闘力の幕尻優勝の際には「曙-武蔵丸(横綱どうし)」「曙(横綱)-出島(大関)」が組まれず、貴闘力と横綱ふたりとの割が組まれた。これを「割が崩される」という。