迎えた千秋楽。
若関が休場してしまって、今場所はつまんないな〜と思ってしまいそうになった。
でもでも。
きせのんと梶原君、ムコ殿(=琴ノ若関)あたりが元気で、若関不在の寂しさをかなり埋めてくれた。
若関のいない隙間は若関じゃないと埋めらんないと思っていたのに。
それを補って余りある、楽しい場所だった。
…それもこれも、きせのん敢闘賞、梶原君ぶっちぎりの十両優勝といううれしいことが連発だったからなんだけども。

この日は国技館。
恒例のちゃんこは見送り。というのも朝デニーズの朝プレートをがっつり食っ…食べてしまい、ちゃんこが入る隙間がなかった(^_^;
14時の回のは十両土俵入りと時間的にかぶるのでハナから行くつもりなかったし…。
ま、そのかわりにずいぶんイイモノいっぱい見れたんでいいです。ハイ。

十両土俵入り。連れのご贔屓が今場所新十両だったので大喜びで見入る。
西方の土俵入りはいつ見ても笑える。
197センチのバルト君と188センチの春日錦関にはさまれる170センチの梶原君。…コドモだ…(^_^;
初日にテレビで見てまず大笑い。楽日ナマで見て再び大笑いでした。
十両ラストの割で春日錦関が雷光関と対戦、勝って9勝目。西2枚目だから来場所の返り入幕は確定的。ああやっと錦関を幕で見れるわ…(感涙)
それと、筆者ご贔屓にはカウントしてないのですが、23日に夏巡業レポが全国に放送された栃乃花関。10番勝って、2年半ぶりの幕内復帰を手中に。
ぎっくり腰→緊急入院からあとマジ苦労したからねー。新入幕時の輝きも知っているだけに、うれしい返り入幕です。
夏巡業の番組もめちゃくちゃよかったしなー。双子の弟・譲さんも当然のことながらめっちゃハンサムだし(やはり花関と同じカオだった。譲さん見たさにこの番組見た)、好感度アップです。そういえば譲さんもガタイよかったな…。
兄貴の割をBSで見て、勝った瞬間思わずガッツポーズの弟。うーん兄弟愛。イイ感じだわ〜。
しかし谷地家の双子は天パなのね。花関のロンゲ、ちと色っぽかったし…(笑)。

で、中入り。
なぜにきせのんはしょっくち?で、相手がとばっち(=若兎馬関)?
ワタシはもしかしたら光喜戦が組まれるんじゃ?とすら思ったぞ。
いくらでも候補いたやん。
梶原君(現にこの日中入り後で取った)、白鵬関、キク、てんくー王子…平幕中位〜上位の相手と組むんじゃないかと思ってた。
梶原君は十両では別格だったし、同時新十両でお互いライバル視してるとこあるし、ひさびさ(かな?)の対戦を見たかった。
とばっちと組まれたってことは、「勝たなきゃ三賞あげないよん」ってことなのかと思ってちとドキドキしたぞ。
や、取組の前に敢闘賞確定したんで安心したけど。ちなみにきせのん自身が優勝したら殊勲賞ももらえるってことになってたそうな。
で、本割で負けるときせのんの優勝の目がなくなるんでドキドキしながら見守っておりましたが。
めでたく楽日も白星で締め、関取になって自己最高の12勝をあげました(≧▽≦)
少し緊張気味だったけど最後はとばっちに体を預けて。左も入っていたし今場所のいい相撲っぷりを象徴するような取り口でした。
ああこれできせのんの運命は琴ユーロと横綱が握ってしまうのね…。

三役揃い踏み。ああ、ここに若関がいるはずだったのに…。
そして今場所も琴ユーロをぶっ潰してやるはずだったのに…。
若関のいない揃い踏みはマジ寂しかった。

結び前と結びで、それぞれ琴ユーロと横綱が勝ったため、きせのんの優勝の可能性が消えた。
でも今場所のきせのんには大満足。何より久しぶりの琴ユーロとの対戦で勝てたし。やっぱこのふたり宿命のライバルだわって再認識できたし。
よくがんばったね、19歳。

優勝決定戦はワタシにはもはやどうでもよかったのですが。
やはりというか横綱の勝利。圧勝。このときの琴ユーロ、ずいぶんあっさり負けたな、というのが感想。
やっぱりこうなったときの横綱の強さはハンパじゃない。
表彰式の合間の優勝インタビュー、横綱のはじけっぷりが印象的でした。
花道で涙したという話も出ていてびっくり。鬼の目にも涙、か。

そして三賞表彰。少し前の席に移動して琴ユーロときせのんの写真を撮る。
琴ユーロ、ファンに触られまくりだよ…(^_^;きせのんにもお触りしてやってください。(←え?)
史上3位の年少三賞獲得、本当にうれしい。おめでとう。

そしてワタシは琴ユーロファンの連れといっしょに上野に繰り出し、ともに敢闘賞受賞の祝杯を挙げたのでした。

えとねー。
今回8人のご贔屓で勝ち越し6人だったんです。
(途中休場者は除外)
こんなに勝ち越し率高い場所はめずらしい。
ムコ殿、きせのん、隆関、霜鳥関、梶原君、錦関。
自己最高位に上がったキクとてんくー王子は負け越しましたが、それでも最小の負け越しにとどめる健闘でした。
忘れられない、場所になると思います。

毎場所、こんなドキドキがあるといいな。

今度はぜひ、若関がらみで…。

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