大相撲九州場所7日目〜男冥利〜
2005年11月19日 sumo鳴戸親方はたぶんまたこんな表現をされるんじゃないだろうか…。
きせのん、あんた男だよ。
すごいよ。
19歳とは思えないよ。
あそこまで気迫を表に出すなんて。
ここらへんが兄弟子(=若の里関)とちょっと違うとこかな。
本人だけじゃなくファンもバリバリ意識する琴欧州戦。
先場所は中入りとか勝負審判交代時とかにけっこうな時間割いてコレまでの対戦レビューとかやってくれたんだけど、今回は向正面ゲストに大川栄策氏が来ていたこともあり、注目度じたいは前回ほどではなかった。
でも、勝負審判交代時には場所前の佐渡・鳴戸連合稽古の映像出たりしてたな。
ふたりが花道奥にスタンバったころから頻繁に映像が入る。
琴ユーロは先場所ほどの緊張ではなかったような気がする。
一方のきせのんは今場所もものすごい気合いの入った表情。
ちなみにきせのん気合いが入るとほっぺがいつもより赤くなって目つきがコワくなります(^_^;
もう花道奥から勝負が始まっていたような感じ。
こっちも、ふたりの表情見てるだけでテンション上がってきちゃって。
ただ、今場所の状態だけ比べると、はじめての上位進出で思うように相撲が取れてないきせのんと、初日こそコケたものの調子を取り戻しつつあった琴ユーロの地力の差は否定できないだろうなと思ってた。
何たって相手は大関獲りなわけだしね…。
だから、期待はしてたけど「ま、きっと琴ユーロが勝つでしょ」という気持ちも実はあったんです。
だから、土俵を正視するのがちょっとコワくて(^_^;
ところが。
立合いの次の一瞬。
きせのんは猛然と左からおっつけ、棒立ちになりかかった琴ユーロを一気に東土俵に持って行った。
まさに「根こそぎ」。
あっという間のできごとだった。
テレビ見てて思わず「うっそぉー!!!!!!!!!!」と絶叫しちまったし…。
そうなってみてはじめてわかった。
琴ユーロ、やっぱバリバリきせのんのこと意識してたんだ。
だからまともな精神状態じゃ、きっとなかったんだ。
19歳のきせのんが、大関候補をそこまで精神的に追い詰めていたなんて。
それってきっとすごいことだよね。
そのことを目の当たりにしてじわじわうれしさが沸いてきた。
これで先場所の勝ちも、「アレは琴ユーロが緊張してたからでしょ」のひとことだけで片づけられなくなってきたんじゃないか?
こうやって琴ユーロ相手に勝つことできせのんの注目度がもっともっと上がっていったらうれしい。
そして、みんながもう一度「宿命のライバル・琴欧州と稀勢の里」って言い出してくれたら、もっともっとうれしい。
きせのんも以前ほど「琴欧州がライバル」という気持ちを不自然なまでに隠さなくなったなという印象があるし。
きせのんの中でもバリバリ燃えてたんだ、ってのは、取組後のインタビューのコトバのはしばしからわかった。
てゆーか優勝争いに絡むわけでもないのに、インタビュールームに呼ばれることじたい、この取組の注目度が尋常じゃなく高かったことの証拠。
まっかなほっぺの、まだ少年の面影を残した幕内最年少力士が、2場所続けてでっかいことをやりました。
「まだ負けが先行してるんでこれからもがんばります」
「今日みたいな相撲を取りたいです」
そう言って、笑顔ひとつ見せなかったきせのんだけど、きりっと締めた口許に成長のあとを感じました。
やっぱ琴ユーロ戦勝つとめちゃくちゃうれしいよぉーっっっ!!!
きせのん、あんた男だよ。
すごいよ。
19歳とは思えないよ。
あそこまで気迫を表に出すなんて。
ここらへんが兄弟子(=若の里関)とちょっと違うとこかな。
本人だけじゃなくファンもバリバリ意識する琴欧州戦。
先場所は中入りとか勝負審判交代時とかにけっこうな時間割いてコレまでの対戦レビューとかやってくれたんだけど、今回は向正面ゲストに大川栄策氏が来ていたこともあり、注目度じたいは前回ほどではなかった。
でも、勝負審判交代時には場所前の佐渡・鳴戸連合稽古の映像出たりしてたな。
ふたりが花道奥にスタンバったころから頻繁に映像が入る。
琴ユーロは先場所ほどの緊張ではなかったような気がする。
一方のきせのんは今場所もものすごい気合いの入った表情。
ちなみにきせのん気合いが入るとほっぺがいつもより赤くなって目つきがコワくなります(^_^;
もう花道奥から勝負が始まっていたような感じ。
こっちも、ふたりの表情見てるだけでテンション上がってきちゃって。
ただ、今場所の状態だけ比べると、はじめての上位進出で思うように相撲が取れてないきせのんと、初日こそコケたものの調子を取り戻しつつあった琴ユーロの地力の差は否定できないだろうなと思ってた。
何たって相手は大関獲りなわけだしね…。
だから、期待はしてたけど「ま、きっと琴ユーロが勝つでしょ」という気持ちも実はあったんです。
だから、土俵を正視するのがちょっとコワくて(^_^;
ところが。
立合いの次の一瞬。
きせのんは猛然と左からおっつけ、棒立ちになりかかった琴ユーロを一気に東土俵に持って行った。
まさに「根こそぎ」。
あっという間のできごとだった。
テレビ見てて思わず「うっそぉー!!!!!!!!!!」と絶叫しちまったし…。
そうなってみてはじめてわかった。
琴ユーロ、やっぱバリバリきせのんのこと意識してたんだ。
だからまともな精神状態じゃ、きっとなかったんだ。
19歳のきせのんが、大関候補をそこまで精神的に追い詰めていたなんて。
それってきっとすごいことだよね。
そのことを目の当たりにしてじわじわうれしさが沸いてきた。
これで先場所の勝ちも、「アレは琴ユーロが緊張してたからでしょ」のひとことだけで片づけられなくなってきたんじゃないか?
こうやって琴ユーロ相手に勝つことできせのんの注目度がもっともっと上がっていったらうれしい。
そして、みんながもう一度「宿命のライバル・琴欧州と稀勢の里」って言い出してくれたら、もっともっとうれしい。
きせのんも以前ほど「琴欧州がライバル」という気持ちを不自然なまでに隠さなくなったなという印象があるし。
きせのんの中でもバリバリ燃えてたんだ、ってのは、取組後のインタビューのコトバのはしばしからわかった。
てゆーか優勝争いに絡むわけでもないのに、インタビュールームに呼ばれることじたい、この取組の注目度が尋常じゃなく高かったことの証拠。
まっかなほっぺの、まだ少年の面影を残した幕内最年少力士が、2場所続けてでっかいことをやりました。
「まだ負けが先行してるんでこれからもがんばります」
「今日みたいな相撲を取りたいです」
そう言って、笑顔ひとつ見せなかったきせのんだけど、きりっと締めた口許に成長のあとを感じました。
やっぱ琴ユーロ戦勝つとめちゃくちゃうれしいよぉーっっっ!!!
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