大相撲九州場所14日目〜横綱男泣き〜
2005年11月26日 sumo朝8時長岡駅発の高速バスで新潟・万代バスセンターへ。
タッチの差で空港行きバスに乗り遅れる。
けっきょく、万代から空港までタクシーに乗るハメに。自分のリサーチ不足を嘆く。
新潟発10:30の全日空322便で福岡へ。12:15福岡着はほぼ予定通り。
空の旅はひさびさ。もしかして2003年の名古屋への旅以来か?
もうだいぶマイルムダにしたなー(^_^;
九州あったけぇ…。新潟仕様の冬支度で来ちまったぜ…。
空港から地下鉄に乗り中洲川端へ。地下鉄でわずか10分ちょっと。空港から福岡市中心部へのアクセスがひじょーによいことに感激。羽田だとこうはいかんもんな…。
中洲川端(キャナルシティ)のホテルで友人と待ち合わせ、荷物を預けていざ福岡国際センターへ向かい、13:30ころ福岡国際センター着。
今ごろ館内で琴ノ若関が記者会見やってるはずだなーと思いつつ館内へ。
もぎりは…武隈親方(元関脇黒姫山)だった気がしますが。(印象薄)
館内のマス席下通路のパネル展やら売店やら見物。出番待ちの取的さんも何人か。
そしてそのあと自分たちの席まで出方さんに案内してもらったのだが、ワタシたちの目の前になんと…
記者会見を終えた琴ノ若関が。
一瞬、若関のまわりだけ時間が止まったような錯覚に陥りました。
グレーのお着物姿で、先代(元横綱琴櫻)と、粂川親方(元小結琴稲妻)と3人で、エレベーターに向かっていかれるところでした。
この日不戦敗になるのは承知のうえで出かけたわけですが、まさかここでお姿を見られるとは…。
お着物姿も丁髷姿も何もかも昨日と変わらず。
昨日と違うのは、もう締め込みも化粧まわしも締めることがないということだけ。
その違いがどうにも受け入れられなくてもやもやしていたワタシですが。
あのお姿を見て、自分の中で消化しよう、昇華させようと思うことができました。
こんなかたちで若関のお姿に遭遇できるとは皆目思ってなくて。
ココロの準備がまったく追いつかなかったんだけど、それでもうれしかったです。
はじめてのマス席は、東花道の上あたり。
警備の親方衆や裏方さんが入れ替わり立ち替わり現れるんでそのたびに「うっわー」状態。アホじゃ。
東のイス席に「豊ノ島関 宿毛後援会」の横幕と団体さん発見。
すげー。高知からわざわざ来たのかー。かなり気になった。
十両は優勝争いが闘牙・大雷童・豊桜の3人に絞られた。地元・大野城市出身の大雷童のときは盛り上がった(ワタシも叫んだ記憶が…)んだけど、大分出身の嘉風にしてやられた。がっくし。
中入り後はラジオ聴きながら。ちなみにラジオ解説は舞ちゃん。てっきり勝昭氏だと思ったんだけど。少々意外。
いつもだと土俵入りから「きせのさと〜」って叫ぶんだけど。今日は不戦勝なのがわかっていたんで、叫ぶのもナンだなと思って叫ばなかった。土俵入りはまったりと。
ココでもムコ殿不在を実感してちょっとさびしくなった…。
連れのひとこと。
「今日は行司さんが明日の取組紹介しないの〜?」
おお、よいところに目をつけるようになったではないか(笑)。
そうそう楽日の割って17時ころ決まるから14日目は顔ぶれ言上ないんだよね〜。
ごひいきの成績は、錦関○、てんくー王子○、梶原君●、菊次君○。
そういえば隆関も12日目から休場しちゃったから、今日土俵に上がったごひいきって(きせのんも除くと)4人しかいないんだよなぁ…。
正直、ここまでごひいきの休場(と引退)が立て続けにくると、さすがにヘコむぞ…。
この日2敗の大海関が琴ユーロに敗れ、横綱が魁皇関に勝つと横綱の年間6場所完全制覇・7連覇が決まることになっていた。
琴ユーロは結び前に登場。
花道から出てくるとき、タマリ?のお客さんにおさわりされて、けっこうムッとした感じで手を振り払ってたのが見えた。
勝って引き上げるときならともかく、取組前のおすもうさんにおさわりしちゃいけないんじゃないかと思うんだけど。
琴ユーロのリアクションもちょっとナーバスっぽいとは思ったけど、無理もないかなという感じもした。
そんなの見ちゃったから琴ユーロの相撲がちょっと心配だったんだけど、相撲は大海関に圧勝。これで11勝。不戦勝抜いても10番勝ったし、横綱と1大関倒しての11番だし、もう大関昇進を阻む要素は何もないなと思った。
琴ユーロはデビューから印象深くてよく覚えてるんだけど、それがたった3年前でしょ?
こんなに速く大関まで駆け上がるとは正直思ってなかった。
や、出世はするだろうとは思ったけど。こんなスピード出世とは…。
いろーんなことがアタマを駆け巡ったな。
大関になってからも、琴ユーロは「ライバルはハギワラ」と言ってくれるだろうか、とか。
7人のサムライにとって絶好の発奮材料だな、とか。
でも、やっぱりなんだかうれしいことです。
おめでとうカロヤン。
結び。
福岡での魁皇関への応援のスゴさ、はじめて体感しました。
ありゃ相手力士ヤだろうねー。
横綱みたいなタイプはかえって燃える材料にしそうだけど。
そういえば去年九州14日目、魁皇関と当たったの若の里関だったんだよね。
あの日、ホントは行く予定になってたんだっけ。
あの応援見て聞いて、「あのとき会場にいなくてよかった」と、ふと思ってしまった(^_^;
もうね、横綱完全アウェー。
手拍子は起こるし、魁皇コールは起こるし。みんな「かいおうー!!」って叫んでるし。
(実はワタシも叫んだ)
でも相撲は横綱の完勝。こういうとこできっちり勝つから横綱なのだ。
(そういえば去年は若の里関も横綱も九州では魁皇関に負けたな…)
乱れ飛ぶ座布団の中で、横綱は号泣していたらしい。ワタシたちのところからは背中(というか座布団)しか見えなかったのだけど、ラジオの実況でわかったのでした。
そのあと横綱のインタビューが流れたのだけど、コチラも声が途切れ途切れ。うれしかったんだねぇ…。
横綱の強さをコレでもかってほど見せつけられて、タメ息つきながら福岡国際センターをあとに。
そのあとは中洲まで歩き、地元在住の友人のなじみの店に。
やっぱ新潟と福岡じゃ食文化があまりにも違う!!
新潟じゃ接したことのない食材にいくつ出くわしたことか…。
いちばん感動したのは焼きふぐかなー。すんごいさっぱりしておいしい!あとふぐのから揚げにももちろん感動したし。水炊きもどっさりいただきました。美味。満足。
デザートのロールケーキも感動で涙モンでした。
何時間くらいいたんだ?4時間近かったかな?積もるハナシもどっさりあったし。すっげぇ楽しかったです。
再び徒歩でキャナルシティに戻りチェックイン。
チェックインが遅かったからかスィートにグレードアップしてもらっちゃった♪
スィートなんて初めてだよ…思わず写真撮りまくり(笑)。
広いバスルーム、広いベッド、広い部屋、福岡の夜景…何もかもに感動しつつ福岡1日目は終わりました。
長かった、でもめちゃくちゃ濃い1日でした。
来年も福岡来るぞー。
そしてあのお店で呑んで食べるぞー。
目を閉じると琴ノ若関の横顔が浮かんできそうな、そんな夜でした。
タッチの差で空港行きバスに乗り遅れる。
けっきょく、万代から空港までタクシーに乗るハメに。自分のリサーチ不足を嘆く。
新潟発10:30の全日空322便で福岡へ。12:15福岡着はほぼ予定通り。
空の旅はひさびさ。もしかして2003年の名古屋への旅以来か?
もうだいぶマイルムダにしたなー(^_^;
九州あったけぇ…。新潟仕様の冬支度で来ちまったぜ…。
空港から地下鉄に乗り中洲川端へ。地下鉄でわずか10分ちょっと。空港から福岡市中心部へのアクセスがひじょーによいことに感激。羽田だとこうはいかんもんな…。
中洲川端(キャナルシティ)のホテルで友人と待ち合わせ、荷物を預けていざ福岡国際センターへ向かい、13:30ころ福岡国際センター着。
今ごろ館内で琴ノ若関が記者会見やってるはずだなーと思いつつ館内へ。
もぎりは…武隈親方(元関脇黒姫山)だった気がしますが。(印象薄)
館内のマス席下通路のパネル展やら売店やら見物。出番待ちの取的さんも何人か。
そしてそのあと自分たちの席まで出方さんに案内してもらったのだが、ワタシたちの目の前になんと…
記者会見を終えた琴ノ若関が。
一瞬、若関のまわりだけ時間が止まったような錯覚に陥りました。
グレーのお着物姿で、先代(元横綱琴櫻)と、粂川親方(元小結琴稲妻)と3人で、エレベーターに向かっていかれるところでした。
この日不戦敗になるのは承知のうえで出かけたわけですが、まさかここでお姿を見られるとは…。
お着物姿も丁髷姿も何もかも昨日と変わらず。
昨日と違うのは、もう締め込みも化粧まわしも締めることがないということだけ。
その違いがどうにも受け入れられなくてもやもやしていたワタシですが。
あのお姿を見て、自分の中で消化しよう、昇華させようと思うことができました。
こんなかたちで若関のお姿に遭遇できるとは皆目思ってなくて。
ココロの準備がまったく追いつかなかったんだけど、それでもうれしかったです。
はじめてのマス席は、東花道の上あたり。
警備の親方衆や裏方さんが入れ替わり立ち替わり現れるんでそのたびに「うっわー」状態。アホじゃ。
東のイス席に「豊ノ島関 宿毛後援会」の横幕と団体さん発見。
すげー。高知からわざわざ来たのかー。かなり気になった。
十両は優勝争いが闘牙・大雷童・豊桜の3人に絞られた。地元・大野城市出身の大雷童のときは盛り上がった(ワタシも叫んだ記憶が…)んだけど、大分出身の嘉風にしてやられた。がっくし。
中入り後はラジオ聴きながら。ちなみにラジオ解説は舞ちゃん。てっきり勝昭氏だと思ったんだけど。少々意外。
いつもだと土俵入りから「きせのさと〜」って叫ぶんだけど。今日は不戦勝なのがわかっていたんで、叫ぶのもナンだなと思って叫ばなかった。土俵入りはまったりと。
ココでもムコ殿不在を実感してちょっとさびしくなった…。
連れのひとこと。
「今日は行司さんが明日の取組紹介しないの〜?」
おお、よいところに目をつけるようになったではないか(笑)。
そうそう楽日の割って17時ころ決まるから14日目は顔ぶれ言上ないんだよね〜。
ごひいきの成績は、錦関○、てんくー王子○、梶原君●、菊次君○。
そういえば隆関も12日目から休場しちゃったから、今日土俵に上がったごひいきって(きせのんも除くと)4人しかいないんだよなぁ…。
正直、ここまでごひいきの休場(と引退)が立て続けにくると、さすがにヘコむぞ…。
この日2敗の大海関が琴ユーロに敗れ、横綱が魁皇関に勝つと横綱の年間6場所完全制覇・7連覇が決まることになっていた。
琴ユーロは結び前に登場。
花道から出てくるとき、タマリ?のお客さんにおさわりされて、けっこうムッとした感じで手を振り払ってたのが見えた。
勝って引き上げるときならともかく、取組前のおすもうさんにおさわりしちゃいけないんじゃないかと思うんだけど。
琴ユーロのリアクションもちょっとナーバスっぽいとは思ったけど、無理もないかなという感じもした。
そんなの見ちゃったから琴ユーロの相撲がちょっと心配だったんだけど、相撲は大海関に圧勝。これで11勝。不戦勝抜いても10番勝ったし、横綱と1大関倒しての11番だし、もう大関昇進を阻む要素は何もないなと思った。
琴ユーロはデビューから印象深くてよく覚えてるんだけど、それがたった3年前でしょ?
こんなに速く大関まで駆け上がるとは正直思ってなかった。
や、出世はするだろうとは思ったけど。こんなスピード出世とは…。
いろーんなことがアタマを駆け巡ったな。
大関になってからも、琴ユーロは「ライバルはハギワラ」と言ってくれるだろうか、とか。
7人のサムライにとって絶好の発奮材料だな、とか。
でも、やっぱりなんだかうれしいことです。
おめでとうカロヤン。
結び。
福岡での魁皇関への応援のスゴさ、はじめて体感しました。
ありゃ相手力士ヤだろうねー。
横綱みたいなタイプはかえって燃える材料にしそうだけど。
そういえば去年九州14日目、魁皇関と当たったの若の里関だったんだよね。
あの日、ホントは行く予定になってたんだっけ。
あの応援見て聞いて、「あのとき会場にいなくてよかった」と、ふと思ってしまった(^_^;
もうね、横綱完全アウェー。
手拍子は起こるし、魁皇コールは起こるし。みんな「かいおうー!!」って叫んでるし。
(実はワタシも叫んだ)
でも相撲は横綱の完勝。こういうとこできっちり勝つから横綱なのだ。
(そういえば去年は若の里関も横綱も九州では魁皇関に負けたな…)
乱れ飛ぶ座布団の中で、横綱は号泣していたらしい。ワタシたちのところからは背中(というか座布団)しか見えなかったのだけど、ラジオの実況でわかったのでした。
そのあと横綱のインタビューが流れたのだけど、コチラも声が途切れ途切れ。うれしかったんだねぇ…。
横綱の強さをコレでもかってほど見せつけられて、タメ息つきながら福岡国際センターをあとに。
そのあとは中洲まで歩き、地元在住の友人のなじみの店に。
やっぱ新潟と福岡じゃ食文化があまりにも違う!!
新潟じゃ接したことのない食材にいくつ出くわしたことか…。
いちばん感動したのは焼きふぐかなー。すんごいさっぱりしておいしい!あとふぐのから揚げにももちろん感動したし。水炊きもどっさりいただきました。美味。満足。
デザートのロールケーキも感動で涙モンでした。
何時間くらいいたんだ?4時間近かったかな?積もるハナシもどっさりあったし。すっげぇ楽しかったです。
再び徒歩でキャナルシティに戻りチェックイン。
チェックインが遅かったからかスィートにグレードアップしてもらっちゃった♪
スィートなんて初めてだよ…思わず写真撮りまくり(笑)。
広いバスルーム、広いベッド、広い部屋、福岡の夜景…何もかもに感動しつつ福岡1日目は終わりました。
長かった、でもめちゃくちゃ濃い1日でした。
来年も福岡来るぞー。
そしてあのお店で呑んで食べるぞー。
目を閉じると琴ノ若関の横顔が浮かんできそうな、そんな夜でした。
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