本気で平幕優勝しちゃうぞー。

で。

幕内…時津海正博 十両…霜鳥典雄

の時津風コンビが優勝したらどうしよう。

海関ー。オレ旗手やっていいっすかー。(by霜鳥典雄)

いいよねー。

初場所、朝青龍関が優勝した時だって十両優勝のダシ君が旗持ちしたんだもーん。

でも

春日錦孝洋の優勝でもいいよん。

そしたら旗持ちは栃栄篤史希望です。

…洋関、栄関、花関の3人でいっしょに旗持ちしてもいいかも。

仲良しの春日野関取カルテットらしく。

でもありえないし。

(↑優勝がありえないんじゃないわよー旗持ち3人がありえないのよー)

ま、マジな話優勝確率的には

1.時津海 2.魁皇 3.春日錦

くらいかな。

高見盛ロボちんも可能性はあるけど。低いと思うなー。

実現したらたいへんだ。ロボちん気絶しそう。マジで。

---

予想外の事態で、相撲関連のニュースがスポーツ紙の一面をぶん取ったこのごろ。

収束の方向に向かってるらしい。

シュウ関が横綱に電話を入れたとか。

ふたりとも、それでホントにもうわだかまりはないと言い切れますか。

ちょっとでも残ってる限り、また似たようなことが起こらないとも限らない。

それにしてもあの風呂場事件でいちばん株を上げたのは大関魁皇だ。
幕内最高優勝…春日錦 孝洋(東前頭12)
       12勝3敗・初優勝
殊勲賞…高見盛 精彦(西前頭3)
    10勝5敗・初受賞
敢闘賞…春日錦 孝洋(東前頭12)
    12勝3敗・初受賞
技能賞…時津海 正博(東前頭7)
    10勝5敗・2回目
    高見盛 精彦(西前頭3)
    10勝5敗・3回目

こんなもんで、どぉ?

名古屋場所って過去平幕優勝が5回も出てる、屈指の荒れる場所なんで。
どうせ荒れるなら、ここまで荒れてしまえ!!って。

そして横綱。
安パイと思われた玉乃島に、まさかの完敗。
もうこれで、今までみたいな行動はとれないと思うが。どぉ? 
 
…横綱、土俵の外で荒れに荒れたしっぺ返しじゃないの?

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以下追記。

「横綱朝青龍、10日目から休場」

との速報が耳に飛び込んできた。

うーん。
これじゃ並の力士じゃん…。
このひとはさらされててもへーき、だろうと思ってたんだけど。
とんだ買い被りだった。
あたしはこれで

「横綱が自らの非を認めた」

ってことだと解釈する。
自分に自信があるのなら、休むことないのに。
へーきな顔して、びくびくしなきゃいいのに。
きょうの相撲なんて立合いから明らかにおかしかったもん。
得意の張り手も少ないし。
そのわりには玉乃島関がクチビル切って流血してたけど(*_*)
いろんなこと気にしすぎてないか、って。

そりゃ横綱のやったことは許されることだとは思わない。
けど横綱が自分に非はないというのなら、そこまでのハナシ。
横綱が自分の信念に則って行動すればイイだけのハナシだ。

彼の荒い気性や闘争心、おとなしい力士の多い昨今では確かに貴重な存在だ。
その闘争心をあらわすすべを、彼はまだ身につけてないんだと思う。
高砂親方(元大関朝潮)の指導だけじゃ足りないんじゃないか?

どんなにケガしても休まないのがモンゴル流。
そう言ったのはシュウ関だったと思う。
横綱もずっとそれを実践してきてたはずなのに。
なんか安易に休場に逃げたような気がするのはあたしだけですか。

これで今場所楽しみだった

「朝青龍-若の里」
「朝青龍-魁皇」

は見れないわけね…。

あらきだいすけ

2003年7月13日 sumo
昔、似てるといわれたことがある(笑)。

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朝青龍が場所ごとに荒れてきてるぞ。

http://www.nikkansports.com/ns/sports/sumo/f-sp-tp1-030713-0039.html

今まで本場所で負けたことのなかったロボにあっさり負けて、そうとうイラついていたくさい。
横綱がどういう行動に出るにせよ、逆の立場のシュウ関にはもっとオトナでいてほしいんだが…。
7つも年上なんだし、相手にしなきゃいいのに。
冷静でいればいいのに。

それにしても、きょうの結び。
あの横綱にあんなに完勝した力士は、去年の秋の若関以来見当たらない気がする。
といったら少々買いかぶりすぎか。
でも魁皇関(対朝青龍戦連勝中)以外だと、投げ技や足技以外で朝青龍関に勝ったのは若関だけじゃないかな。
ムコ殿は投げ技でつぶしたって感じだったから、ちょっと違う。

で、ロボ。
勝ち越したら間違いなく三賞だ。
ナニ賞?
殊勲?敢闘?技能?
全部ありえそうでヤだな(笑)。

朝青龍と北尾

2003年7月11日 sumo
名古屋行ってきました〜。
7/8・9とナゴドへ。
7/10は愛知県体育館へ。今日帰ってきました。ふー。

ナゴドはもう、初日はともかくとして2日目。
うれしかった〜。しげさんのお立ち台〜。
実はナマでしげさんのお立ち台を拝むのは、あたしはじめてなのだよ。
球宴前、ナゴドでの最後の試合だったとかで、いいモノ拝ましていただきましたです。はい。
#7ユニ着たまま地下鉄に乗れちゃうのも、ホームならでは。
やっぱいいもんだね、ホーム開催って。

で。
名古屋場所。
スゴイ日に見に行ってしまったもんでした。
「朝青龍-旭鷲山」って、これからもなんか、ひとすじなわの勝負ではすまないような気がします…。

で、「不祥事横綱」として思い出されるのが北尾。
でも、北尾は土俵上では悪さはしなかった。
少なくとも、土俵上での礼儀はひとなみにできてたはず。
土俵を降りたあとの素行は、そりゃひどかったけども。
朝青龍の最大の欠点は、土俵の上でやってはいけないことをやってしまったこと。
ふつう叩くときって後ろ首叩かねぇか?
「素首落とし」とられるかもしれんが。
そうでなければ、後ろ頭。
横綱が叩いたのは前頭部から頭頂部に近くなかったか?
狙ったと思われてもしょーがねぇと思うぞ。あたしはね。
「疑わしきは罰せず」の逆。「李下に冠を正さず」か。

そのあと、体育館の外の駐車場での「旭鷲山のクルマのドアミラー破壊疑惑」もある。
横綱が、エルボー食らわせたとか何とか。

モンゴル出身力士のパイオニアと、モンゴル出身力士初の横綱。
こんな関係になってしまうなんて、誰が予想しただろう。

ふと思った。
旭鷲山関の立場に、逆に、旭天鵬関がいたとしたら。
こんな泥沼になっただろうか…?
シュウ関も気ぃ強いし、表に出すからねぇ。
てんほー関も気は強いんだろうけど、シュウ関ほど表に出さんと思う。

撮りだめした相撲のビデオを、今見てる。
まだ3日目。出発日。
元関脇安芸乃島の藤島親方が出てる。
…現役時代とぜんぜん顔が違う…(@_@)
たった2ヶ月でここまで変わるもんかね。

つかれた〜。
寝ます…。

結び前

2003年7月8日 sumo
琴ノ若が35歳2ヶ月で金星を挙げた。
歴代3位タイの年長再金星。
それはもうものすごくうれしいんだけど。
そのとき、胸の辺りの筋肉を切ったらしい。
筋断裂ってヤツ。
たぶん、明日から休み。
今まで考えてもいなかった「引退」の2文字が嫌でも頭をよぎってしまう。
まだまだ、考えたくないが…。
横綱・大関陣全員白星発進!!

こんなこと、5年もなかったらしい。

…今場所は荒れる…。荒れるだろう…。

ってことは若の里忍が優勝を掻っ攫う可能性も

ある?!?!?!?!?!?!?!

やっちまえ!!!!!!!!

と言ってるそばから2日目いきなり大関戦。

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ヨシノブめ…(号泣)
松雪泰子が大好きなので見た。
大泣きした。
松雪さんってプライド高くてガードが固いカン違い女演らせたら右に出るものはないと思うんだけど、こういうひたすら耐える女の役が意外にもよくてますます好きになりました。
ただ、エンドロール終わってすぐみの氏の顔が出たのに唖然。
余韻も何もあったもんじゃねぇ。

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7/24か…間に合うんだろうか。
そんなわけで、ひっさびさに辞書広げてべんきょ。
英英辞書買った時点で満足してるワシ。
中居と高見盛。
筆者的にサイコーのツーショットです。
告知とかぜんぜん見れなくて、チャンネル変えてゲスト見てぶっ飛びました。
中居、ロボちんいぢってくれてありがとね♪

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プロ野球もSMAPさんもスキなもんとしては、今夜のナイター中継は少々フクザツでございました。

番付発表

2003年6月23日
名古屋場所の番付が発表になりました。

新三役なし
新入幕なし。
新十両なし。

…新鮮味にかける番付発表だ(笑)。

で。

若の里…東関脇
(10場所連続三役在位。史上11人目。残り10人のうちひとりを除いて全員大関以上になっている。そのひとりというのが井筒親方<元関脇逆鉾>。若関は大関になれるか)
琴ノ若…西前頭2枚目
(先場所の勝ち越しで2枚アップ。名古屋で勝ち越せば返り三役が望める。幕内連続在位75場所<12年以上!!>が歴代9位タイになった。もし秋場所で三役に返り咲くと、歴代3位の「年長再三役」の記録になる。35歳4ヶ月。なんとしても狙え!!)
霜鳥…西十両2枚目
隆乃若…東十両3枚目
(ふたりとも十両でとる相撲取りでないのは明らか。隆関のは出場も危ぶまれているが、公傷なんでもし名古屋休んでも秋も東十両3にとどまる。無理は禁物。霜鳥関は出場してくるはず。ふたケタ勝てば一発で返り入幕だと思う。ずるずるいくのだけはヤだ!!)

名古屋場所まであと2週間。
綱獲りも大関獲りもなさそうだし、大騒ぎするネタはないんだけど(高見盛関の返り三役くらいか)、楽しみなことに変わりはないです。
「Let’s Dance」といい「Paranoid」といい懐かしい曲いっぱい使ってんなー。
Duran Duranの何か使ってくんねーかなー。
あと、Black Sabbath使うんなら、ほかのHM/HRも何か使ってくんねーかなー。
…Aerosmithとかさー。

無双山

2003年6月19日 sumo
こんな力士、いません。

東関部屋

2003年6月5日 sumo
21時よりTVジャック。
NTV系「どっちの料理ショー」にアノ高見盛関がっっっ!!!!!!!!
CX系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「食わず嫌い王決定戦」に曙親方がっっっ!!!!!!!!
もー、ふたりともおもしろすぎです。
ロボ@高見盛関、サイコーだよ!!!!!!!!
完全に主役だったじゃん!!!!!!!!
また出る気満々でしたな(笑)。
いや日テレさん、ぜひまた呼んでやってくださいね。
そのときには豪快な食いっぷりが見たいっす。
デザート系みたいなカワイイ企画じゃダメよん。
ゴハンものとか、肉料理とか、ヘビーなのじゃないとあのひとの胃袋は満足しないでしょう。

一方、曙親方。
ゴボウの大ウソ話、あたしも信じちゃいました。
あの納豆の食いっぷりに大笑いしました。
もー、本場所中、大マジメなカオで正面解説してる曙親方とはまるで別人。
ダジャレを使いこなすあたり、日本語駆使能力はやはりロボちんより上かと(笑)。

---

3タテですか…。
いっとき中日さんだけが互角以上に阪神さんと戦っていた記憶があるんですけど…。
意地の5号ソロ、ってことで…。

ZONE

2003年6月1日 sumo
見逃した…(号泣)
高見盛ぃぃぃぃぃ〜!!
やっぱ気になりますよこのひとのことは。
あーあ、あたしとしたことが…。

---

え?
横綱貴乃花の断髪式とパーチー?
見てません。
これは見逃したのではなく意識的に。

あたし的にはG-T戦のほうがよっぽどおもろい。
もっとも断髪式は、当地ではオンエアにならなかったんだけど。
誰がハサミを入れたかだけは気になったけど、でも50人しか入れなかったんでしょ。
…なんか信じられん。
ホントに横綱の断髪式なんだろうか…と思いましたです。

---

うわーマクセルDVDのCM、今年は全国オンエアなのねー。
去年の栃東関のヤツ、TVでは見れなかったんだよぉー。
ぐすんぐすん。

息子

2003年5月31日 sumo
今日は錣山親方こと元関脇・寺尾の断髪・襲名披露大相撲。
あすの貴乃花親方のよりあたしはこっちのがナマ中継で見たいんですが。
なんかあの寺尾関(こっちのがしっくり来る)がマゲ落とした姿って想像できなくて。
マゲつけたまま親方業に励むってダメですか、とか思ってたんだけど。
でもマゲ落とした後もやっぱりステキだったんでいいです。
息子さんの晴也君がハサミを入れたときの涙が印象的でした。
去年の秋場所千秋楽(引退表明の日)ですら、人前では涙を流さなかった
寺尾関なので、涙ナシのあっけらかんとした引退相撲になるんじゃないかと思っていたんで…。
見てたあたしもグッときましたよ。

最強雨男・寺尾関の引退相撲らしく、関東は雨だったそうですね。
何はともあれ、NHK新潟さん、1日遅れとはいえ、「特報首都圏」、放送してくださってありがとう。

---
あ。
足の甲蚊に刺されてやんの。かいーの。((c)寛平ちゃん)
今季初。

---
台風で被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
湘南方面とか、すごかったんですね…。

---
以下追記。
中日ドラゴンズのトレーニングコーチを長く務め、現寮長だった(はず)、村田広光氏が亡くなったとのこと。
27日夜に。享年56歳。
ヒゲが印象的な、フィジカル面の理論に長けた方で、月ドラに連載も持ってらっしゃった。
あの小松辰雄さんが男泣きしてらっしゃったそうだ。
中日の名物コーチだっただけに惜しまれる。
ご冥福をお祈りします。

ジャンクSPORTS

2003年5月27日 sumo
曙親方(元横綱曙)見たさに見たが、関根潤三氏の天然っぷりに負けた。
関根さんサイコーだよ!!

ところで、曙親方と東関親方(元関脇高見山)の会話って英語だったんだろうか。それとも日本語?
素朴な疑問です。

BS副音声の英語実況、曙親方も東関親方も場所中1〜2回出てんだよね。
なかなかおもろいです。

その曙親方ですが、日本に来て15年。
いまや高見盛関よりも日本語がお上手です(笑)。
(1)さようなら安芸乃島…

あたしは、横綱双羽黒引退以降相撲からはなれていて、若貴ブーム絶頂期はむしろ相撲を嫌ってたというほうが当たっているから、安芸関が横綱キラーとして名を馳せていたころをほとんど知らない。
それに、筆者は安芸乃島関のファンでは断じてない。
むしろ、苦手なタイプだった。
「鉄仮面みたいでコワイー」というのがその理由。
安芸関って感情を表に出さない。
怖いほどにストイックで、生まれながらの勝負師。
安芸関は昭和63年春新入幕。あの若貴の入門した場所に、すでに幕内だったのだ。
そしてあの千代の富士と対戦した最後の現役力士だった。
(ちなみに琴ノ若関は千代の富士関引退場所、返り入幕から2場所目で前頭11。横綱と当たる地位ではない)
初代貴ノ花(横綱貴乃花のおとーさん)が藤島部屋で育てた最初の関取。
かつての藤島部屋はのちに二子山部屋と合併し、幕内力士10人(だっけ?)という恐るべき隆盛を誇った。
その二子山部屋、今場所開始時は貴ノ浪、安芸乃島、五剣山と3関取がいたが、安芸関の引退、五剣山関が大負けで幕下陥落…と、来場所の関取は元大関の貴ノ浪関だけになる。
そんなわけで、このひとの引退は実にいろいろな、大きな意味を持っている。
安芸関は「闘志なき者は去れ」「弱い相撲取りは要らない」と常々語っていた。
引退を決意したということは、自分が弱くなったことを認めたという何よりの現れだろう。
寺尾関(現・錣山親方)の引退のときと同じ。ぜんぜん実感がない。
でも寺尾関のときは、もう本人がボロボロになるまで土俵を勤めての(最終場所は一度休場して再出場してきたほど)引退だったから、寂しかったけど、どこかあっけらかんとしたキモチがあった。
安芸関の場合は違う。
十両ではまだまだ取れるはず。幕内にも返ってこれるはず。
でも本人は「十両に落ちてまで取らない」と以前から公言していた。
そして「今が一番いい(やめ)時」とも言っていた。
これが安芸関が納得した答えなんだなと、会見見て思いました。
これで、蔵前で初土俵を踏んだ幕内力士はムコ殿こと琴ノ若関ひとりになりました。
ムコ殿はもちろん来場所の最年長関取です。(来場所の返り十両の面々が発表されてないけど、ムコ殿より年上の琴冠佑さんの返り十両は今場所は無理だろう)
大好きなムコ殿がもうそんな存在になっちゃったんだなぁ…。
ご贔屓さんの引退を見るってのは、そう遠いことじゃないんだなぁってふと思ったりします。
でも。
あたしムコ殿にはやっぱりボロボロになるまでがんばって、やめるときは惜しまれてやめてほしい。
「蔵前で初土俵を踏んだ最後の幕内力士が、ついに引退しました…」って。
…まだまだ、あんま考えたくないんだけど(笑)。
今場所西前頭4で勝ち越したし。
とにもかくにも。
安芸乃島関、本当に長い間お疲れさまでした。

(2)モンゴル大旋風吹き荒れる

モンゴル勢の活躍は別に今に始まったことでもないから、取り立てて騒ぐことでもないと思われる向きがあるかもしれない。
しかし今場所はハンパじゃないのだ。
まず幕内最高優勝が横綱朝青龍関。
そして殊勲賞が、モンゴルからの1期生旭鷲山関。
敢闘賞も同じ1期生の旭天鵬関。
西前頭13枚目の朝赤龍関も勝ち越し。
表彰式には、朝赤龍関以外の3人が出席した。
シュウ関とてんほー関の同時受賞ははじめて。
東幕下11枚目の、入門以来序ノ口・序二段・三段目とぜんぶ全勝優勝で突っ走ってきた時天空(←お気にのひとり)も今場所自己最高位で勝ち越した。モンゴル出身5人目の関取の誕生も近い。
なんでもシュウ関と横綱もようやく和解の握手を交わしたとか。よかったね。
ああ早く時天空が関取にならんかなぁ。でもそのためには投げ技と足技に頼り過ぎるクセをちょっと封印したほうがいいかもしれん。
名古屋でモンゴル旋風を止めるのは、…もしかしてハワイ出身の横綱なのか…?(その前にマルは復帰するんだろうか)
奮起せよ、日本出身力士!!

(3)大関陣の光と影

でも今場所は取り立てて「光」がない。
強いてあげれば、今場所ふたりいたカド番大関(負け越すと大関陥落)が来場所いないということくらいか。
こんなん当たり前になってていいはずなのに…。
「大関互助会」というフレーズがある。
7勝7敗で楽日を迎えた大関が、ほぼ必ず楽日に勝って勝ち越しを決める。
楽日は大関どうしで組まれることが多いから。
千代の富士全盛期の大関陣(若嶋津、琴風、北天佑、朝潮…くらいか)が「持ちつ持たれつ」状態だったのを揶揄したコトバ。
その大関互助会が平成の世によみがえったかということを書いてる新聞がありました。
ある意味当たってます。
今場所のは魁皇関の「鬼になれないやさしさ」がいちばんの原因。
現に、千代大海関と横綱には圧勝していながら、カド番の武双山・栃東両大関に負けてます。
そこが魁皇関のいちばんの魅力でもあり、最大の弱点でもあり、横綱昇進を阻む要素でもある。
あれ?なんか若の里忍のとこでもさんざんそんなこと書いたな(笑)。
話はそれるけど、若の里忍と魁皇博之って共通点多い。
三役在位がやたら長くて、怪力で。早くから嘱望されていて。魁皇関も大関になるまでにものすごく時間かかったなぁ…。
千代大海関の綱獲りはまた白紙に戻ったし。
こう考えるとワンチャンスをものにした朝青龍関ってやっぱスゴイ。
とにもかくにも、大関陣が奮起しないことには場所が盛り上がらない。来場所も4大関そろっての出場になるだろう。カド番いないんだから。めいっぱい名古屋場所をおもしろくしてもらいたい。

(4)十両尻と幕下筆頭-この1枚の差

場所後に気になるのが十両昇進と幕下陥落の入れ替え。いちばん注目していたのは今場所の新十両の魁道関だった。ほかの新十両(黒海関と普天王関)は注目度高かったし番付に恵まれたから、1〜2点負け越しなら十両確保できる。魁道関は西13枚目、いわゆる十両尻。負け越しイコール即幕下へ逆戻り、なわけだ…。
この「十両尻」と「幕下筆頭」、たった一枚の番付差が天国と地獄。
十両にいれば関取と呼ばれ、付け人もあてがわれるし、勝ち越せばお給金が出る。羽織も着れるし。
けど、幕下だとそうは行かない。何より無給。付け人も剥奪される。羽織もご法度。
楽日の魁道関は東幕下2琴岩国さんとの割が組まれた。ふたりとも勝ち越しを賭ける一番、しかも必然的にこれが入れ替え戦になる。
魁道関は負けた。来場所からは「魁道関」ではなく、「魁道さん」と呼ばれることになる。化粧まわしもつけられないし、大銀杏ももう来場所は結えない。
勝負がついたあとの魁道関のあの表情見てたらなんかもうくーっと切なくなってしまった。上がる人がいれば落ちる人もいる。当たり前のことなんだけど。
魁道関ご本人は、「また大関(魁皇関)の付け人に戻ります」って語ってた。
そう、魁皇関と同じ部屋なんです魁道関。「魁」の字でわかるか。
魁道関ってものすごい苦労人だから、なんとしても関取残留してほしかった…。すぐ十両に戻ってこい!!

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夕方スゴイ地震ありましたね。
被災されたみなさん、お見舞い申し上げます。
2000年の10月6日、岡山で震度5弱を経験したんだけど、そのときのこと思い出すと今でも背筋が寒くなります…。

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頭痛。風邪かなー。
そういえば夏のツアーのチケ争奪戦の電話確認っていつからできるんだっけ…。
TOEICとかいろいろあるし、早めに知りたいんだけどなー。

千秋楽

2003年5月25日 sumo
第52代横綱、現NHK専属相撲解説者、元気な還暦、美男横綱として鳴らしたあの北の富士勝昭氏と、若の里忍に関する考察が一致しました。

「もっと熱く、カーッとなれ」だと。

勝昭さん、それ若の里忍にガツンと言ってやってくれませんかねぇ。

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安芸乃島関の引退に伴って、最年長関取になった琴ノ若関。
勝ち越しましたー。
返り三役の皮算用はできてたんだけど、やっぱりそううまくはいかない。
でも筆頭か2枚目まで上がれる。
まだまだブイブイ言わしてくださいな。

今の年齢で金星(平幕で横綱戦勝利)あげれば年長記録、けっこう上位に来ますよ。

ムコ殿は、幕内の座を手放すことになっても現役続けますか。
今回の安芸関の引退で、いろいろ考えました。
だって、ムコ殿って安芸関とトシはひとつしか違わない。
いやでも背中合わせでしょ。引退ネタと。(ネタかい)

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優勝パレード。
はじめてマトモにスタートを見れました。横綱超ゴキゲン。
で。
なんで旗手がダシ君こと朝赤龍太郎(若い頃の宮川一朗太に似てる)ぢゃないのー。
「青・赤」コンビのツーショット見たさに足つりそうになりながら(背伸びして)待ってたのにー(メインは横綱にアラズ)。

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友綱部屋の打ち上げ暗そー。
(星1差で横綱を追っていた魁皇関が本割であっさり負け、新十両の魁道関も負け越しで幕下に戻る)
鳴戸部屋も負けず劣らず暗そー…。
片男波部屋(十両・幕下優勝)と大島部屋(殊勲賞と敢闘賞)は明るそー。
安治川部屋(技能賞と序二段優勝、安美錦関の兄、幕下安壮富士さんも6-1と好成績)も明るそー。
いいなぁ…。

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しかし、まさかご贔屓さん4人のうち十両落ちがふたりで、そのふたりが隆関と霜鳥関で、ムコ殿ぢゃないってのは、すごいと言うか意外と言うか…
(年齢的に衰えてもおかしくないトシなんで。ムコ殿は。)

---

さーて。
来場所の予想番付でも組んでみますか。
あと、水曜の番付編成会議が楽しみ。
でも今回はどうやら新十両なさそうだなー。

心優しい格闘家

2003年5月23日 sumo
心優しい格闘家は、大成できないのだろうか…。

若の里関の大関昇進を阻むものは彼の優しさだと、そう思っているのはたぶん筆者だけではあるまい。

なにも、朝青龍関みたくなれとは言わない。
彼にそれを望むのは無理だから。
けれど、やっぱりもう少し気迫が欲しいかな…。
同部屋のライバル、隆乃若関くらいには。
負けたときの悔しさとか、勝ったあとのテンションの高さとか。
もう少しくらい、表に出してくれても…という感じがする。
若関は内に秘めすぎてるんじゃないか。

10日目に栃乃洋関に負けてから、それまでとはまるで別人のように相撲内容が悪くなった。
とくに今日の対雅山戦はひどかった。
雅関の突っ張りを受けていただけ。反撃、なにもしてない。
9日目まで7勝2敗、優勝争いをかき回す男とまで言われていたのに…。
今日負けたことで、今場所も2ケタ勝ちはなくなった。
あまりにマジメで一途、そして心優しい若関はひとつ負け出すと考え込んでしまう傾向にあるらしい。
これが、彼がもうひとつ上に進めない一番の要因なんじゃないだろうか。

ただ、この「心優しさ」「マジメさ」が、あたしが感じている若関の最大の魅力なワケで…。
「心優しい」「マジメ」な若関が好きなんだもーん。
この矛盾に苦しみつつも、やっぱり、若関には大関・横綱…と駆け上がって欲しいのだ。

現在ご贔屓力士は4人いるが、隆乃若関を除くと3人とも、どっちかといえば「欲のなさそうな」とか「おとなしそうな」って分類されるタイプだ。
「ジミ」とか。

「おとなしい」「ジミ」でもいいから、「欲を出して」ほしい。
中日のインタビュールームでも、インタビュアーの藤井アナに「欲出してください」って言われたじゃないか…。

若関が「大関候補」から、少々遅咲きでもいいから大関にと脱皮するのはいつのことだろう。
あたしはその日を楽しみに待ってるのだ。

---
横綱、やっぱ転んでもただでは起きない。
彼にとってはあの騒動も「雨降って地固まる」程度でしかなかったようだ。

しかしなぜナベツネ氏が引退勧告だなんだと直接騒ぎ立てるのだろう。
彼はもう横審の委員長を辞めて、一委員になったんじゃないの。
だったら委員長を通して、とかってやるのがスジなんじゃないの。
相変わらず、どこででもワンマン振りを発揮しておられるようで。

何ゆってもたぶん通じないからね、このひとは。

横綱とは

2003年5月20日 sumo
以下、あくまで当方の主観として述べます。

本場所の優勝決定以外で、相撲ネタがスポーツ紙の1面トップになるなんて昨今では珍しいだろう。
(本場所の優勝決定ですら1面トップにならないこともありそうだが)

横綱朝青龍関の言動が、大騒ぎを引き起こしている。

伏線はあった。
4日目旭天鵬関(モンゴル出身の先輩)を寄り切りで、6日目高見盛関を寄り切りで破った時に、すでに勝負がついて土俵の外にいた相手を小突いて、土俵から落とすようなしぐさが見られていた。

このときから、あたしは直感的に「こういうのヤだなー」と思っていた。
「土俵の上で」、相手を叩きのめすまではいい。
でも、勝負がついたあとに、相手にとどめの一撃を食らわすのは相撲道に反すると思っている。

かつて大横綱北の湖関は「土俵の下に落ちた相手に手を差し伸べるのはかえって失礼」という態度を取っていた。
これはわかる。
「手を差し伸べない」だけで、勝負がついたあとさらに攻撃を加えたりするわけではないからだ。
(個人的にはこの考えも実は好きではないのだが)

けど朝青龍関のそれは、明らかに勝負がついたあとの行為だ。
旭天鵬関は「あれでケガすることもある」と激怒。
勝負の中でのケガならある程度納得もいくだろうが、そうではないし。旭天鵬関の怒りももっともだと思う。
9日目恒例の理事長懇談会で、その「ダメ押し」についても理事長がコメントしたそうだが、それは、
「流れの中で出ているんじゃないか」
と、横綱を擁護しているようにも取れる発言。
ちなみに理事長は先述の元横綱北の湖。

そして迎えた9日目。
横綱はモンゴルの同胞で先駆者でもある旭鷲山関の奇襲に不覚を取った。
横綱は仕切りのときから明らかにいらだっていた。
旭鷲山関が、なかなか両手を下ろさなかったからだ。
(両者が両手をつかないと立合いは不成立)
制限時間いっぱいでの立合いのとき、呼吸が合わず横綱が突っかけた。
このとき横綱は旭鷲山関を思い切りどついた。旭鷲山関は尻もちをついている。
ビデオで見る限り、とくに旭鷲山関が意識的にじらしているようには見えなかったのだが…。
とにかく、これに横綱は怒った。
2度目の立合い。横綱は無我夢中で突進するけれど、旭鷲山関は冷静だった。西の徳俵あたりでくるりと身をかわして横綱を引き落とした。
横綱は、正面の九重審判長(元横綱千代の富士)に、物言いをつけろとガンをとばした。
もうこれだけでも前代未聞の行為なのだ。
あげくのはてに、東西の二字口に分かれて礼をするときに旭鷲山関の身体のどっか(肩か?)が触れたらしくて、横綱は自分の下がり(締め込みの下に下がってるあのぶらぶら)をはずすと旭鷲山関の肘に一撃。
まるで、街中でインネンつけてるみたいだったぞ。
仕度部屋でも、旭鷲山関を「アレ」呼ばわりしたり、「今後叩くヤツは罰金」と怒りをぶちまけたり、独走状態。

朝青龍関の魅力が気性の激しさであることは、衆目の一致するところだろう。
彼はそれを武器に横綱に昇進した、それも確かだ。
でもそれが許されるのは土俵の上だけではなかろうか。
勝負がついたら、悔しさも怒りもぜんぶ抑えて礼をして土俵を降りる。それが当たり前だとあたしは思ってきたんだけど。
地位に関係なく。
(というか、フェアプレイの精神とか、試合の開始前と終了後にはあいさつをするとかって、競技に関係ないよね)

しかも朝青龍関は横綱。
22歳、まだ若くて、入門してからも6年だっけ、それくらいしか経ってない。でも横綱なのだ。
横綱ってのは言うまでもなく最高位。番付下位の力士の模範となる行動をとることが必要とされる地位だ。

最近の力士はおとなしい、朝青龍を見習え、そういった声があるのも事実だけれど、こういう行動はもはや問題外だと思う。
見習うのは土俵の上の横綱の姿だけでいいよ。

一方、勝った旭鷲山関も横綱のこの行動に激怒。
「モンゴル人は優しくて我慢強い。そのイメージがひとりの行動によって壊されたら、許せない。誰も注意しないなら俺が言う」
横綱にとって旭鷲山関や旭天鵬関は、角界に入るきっかけになった、憧れの存在だったはずだ。その憧れの先輩からのことばを、横綱はどう受け止めているのだろう。

結果、審判部から理事長に「朝青龍に厳しく指導してほしい」との要請が出たという。これも信じられない事態だ。
理事長はけっきょく師匠の高砂親方(元大関朝潮)に注意するよう指示したそうだけど、これは理事長が直接注意を下してもいいんじゃないかね?
こんなこと今までなかっただろうし。

なんでもモンゴル相撲では、負けたあと感情を表に出すことが許されているらしい。
それに、「モンゴル人は日本人と気質が違うから仕方ない」という見方もあるようだ。
でも、彼らがやっているのは日本の相撲。モンゴル相撲ではない。
「郷に入りては郷に従え」的なことわざは、モンゴルにもあるというし、そこら辺は入門時から指導がなされていると思いたいのだが。
これはモンゴル人力士に限らず、ますますグローバル化する角界全体に言えることだろう。

今日10日目、横綱は関脇出島関を豪快な切り返しでひっくり返した。
土俵の上ではこんくらい豪快でもいいのよ。
正直、「ここまでやらんでも」と思わなくもなかったけど(切り返したあと、フォロースルーがつくような感じ)、ま、土俵の上でのフィニッシュだから。
わからんでもない。
昨日と同じく、ガンはとばしていたようだが(笑)。
あたしに言わせれば、それがいかんっちゅーねん。

10日目終わって、優勝争いは依然横綱が単独トップ。1差で追うのが千代大海・武雄山・闘牙、2差で魁皇・若の里(なっぴーイチオシ。でも今日負けた…)・安美錦、という展開。
キーマンになると予想していた若の里・魁皇、両方負けるとは思わなかった…(号泣)。
横綱は明日若の里戦、12日目からむこう4日間はすべて大関戦。いよいよ、賜杯争いも大詰め。

しかし、人気が低迷している大相撲が、横綱のこんな言動で脚光を浴びていることは、なんだかフクザツだ。
土俵上の熱戦が注目を集めるなら大歓迎なんだけどな…。
(高見盛関人気ももちろん大歓迎)

高額納税者

2003年5月16日 SMAP
芸能人部門第1位、中居正広(SMAP)。
スポーツ選手部門第5位、谷繁元信(中日ドラゴンズ)。

いやーびっくりしたー。

中居さん、節税対策してますか?
しかしあの若さ(30歳)で…。
驚きました。
ま、稼ぎまくってるからねぇ。

あ、なんか熱愛報道があったみたいだけど。
数年前のノー●ンし●ぶ●ゃぶみたいなのじゃなければいいです。まっとうな熱愛報道(なんぢゃそりゃ)なら。
お年頃だし無理もないです。

こういう報道見てなんも動揺しないのって年とった証拠かね(笑)
(先述パンしゃぶ報道のときはめちゃくちゃヘコんだ)
(↑内容も内容だったしねぇ…)

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